
高知移住の魅力の一つとして、高知が自慢できる有名人はいますか?
上記のような「高知が自慢できる有名人」についての質問にお答えします。
本記事では、高知移住の魅力として知っておくべき高知県名誉県民の2名を紹介しました。
この記事を読んで、高知移住の魅力を知る材料にしてくださいね。
高知の魅力をより知るために、紹介した2名の発祥の地や作品に触れてみてください。
高知移住の魅力(自慢できる有名人)
高知県では、2つの名誉賞が存在しています。 本記事では、高知県名誉県民を紹介します
【高知の名誉賞】
・高知県名誉県民
・名誉高知県人
高知県名誉県民は、高知県ホームページ(高知県名誉県民顕彰)で下記のように定義されています。
高知県名誉県民顕彰は、学芸、芸術、文化、スポーツ等の分野において輝かしい活躍をし、県民の誇りとふるさと意識を高め、県民に夢と希望、勇気、感動のすべてを与えた個人・団体に対して、県民の栄誉と喜びとしてたたえることを目的に、平成23年10月11日に制度化しました。
受賞者(敬称略) | 肩書き | 顕彰 |
---|---|---|
やなせたかし | 漫画家、作詞家、絵本作家、童話作家 | 平成23年11月 3日 |
奥谷博 | 具象絵画の旗手、指導者 | 平成30年 3月21日 |
やなせ たかし さん(漫画家、作詞家、絵本作家、童話作家)
代表作のアニメ「それいけ!アンパンマン」や、長年愛されている童話「手のひらを太陽に」も一度は目にしたことがあるかと思います。
童話「手のひらを太陽に」は、歌碑が高知県香美市香北町吉野1300 勤労者体育センターと青少年の家の駐車場に設置されています。
2013年10月13日心不全のため94歳で他界し出身地の新聞である高知新聞は号外をWebで公開しました。 墓地は、柳瀬家跡地にあるやなせたかし朴ノ木公園に設立されており、両脇のアンパンマンとバイキンマンの石像は香美市立やなせたかし記念館の方向を向いています。
【受賞理由】
・まんが王国・土佐への貢献
・全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)の永世名誉審査員長
・まんが王国・土佐の全国発信
・県勢の発展とイメージアップへの貢献
・歯の健康キャラクター「ハハハ3きょうだい」
・ごめん・なはり線全駅のキャラクター
・防災キャラクター南海地震博士「トラフ博士」
・中村・稲毛線のキャラクター「高知の野菜11人きょうだい」
・早ね早おき朝ごはんのキャラクター
・その他PRキャラクターやテーマソング制作
・高知県ファン拡大と地域振興への貢献
・香美市香北町の香美市立やなせたかし記念館(「アンパンマンミュージアム」「詩とメルヘン絵本館」)
〒781-4212 高知県香美市香北町美良布1224ー2
顕彰時に、下記のように答えています。
皆様こんにちは、このたびは高知県名誉県民証を受賞することになり身に余る光栄と感激しております。
聞くところでは名誉県民は歌手のペギー葉山氏、作家の司馬遼太郎氏で高知県生まれとしては僕が初めてのようです。
激動するマスコミの世界の中で漫画家としてなんとか仕事を続けておりましたが、幸運にも人生の晩年にアンパンマンというキャラクターに巡り会うことができました。
故郷の香美市にはアンパンマンミュージアムを建てJR四国全線にアンパンマン列車が走っています。
アンパンマン以外のキャラクターも高知県内だけで50を超えてしまいました。これは少し多すぎるといくらか恥ずかしく思っています。なぜアンパンマンに人気があるのか作者の僕には良くわかりません。しかしこれは山の幸海の幸に恵まれた土佐の国の風土のせいではないかと考えています。土佐はアンパンマンの故郷です。命のある限りは仕事を続けて名誉県民に恥じない作品を残していきたいと考えています。
ありがとうございました。
平成23年11月3日
やなせたかし



アンパンマンが人気な要因「山の幸海の幸に恵まれた土佐の国の風土のせい」を現地を訪れて実感して見たいですね。子どもがアンパンマン大好きなので、香美市立アンパンマンミュージアムは行ってみたいと思います。墓地や歌碑、様々なキャラクターなども現地を訪れて見たいですね。



高知龍馬空港、高知駅にもアンパンマンがいるので是非見つけて見てください。
奥谷 博 さん(具象絵画の旗手、指導者)
日本の洋画家で、高知県宿毛市出身で文化勲章、日本芸術院会員、文化功労者として活躍しています。
【受賞理由】
・我が国の美術界の発展への貢献による文化勲章の受賞
・平成19年11月、文化功労者として顕彰
・平成29年11月、文化勲章の受章
・風景に群像が組み合わされ、色彩のコントラストと緊密な構成が際立ち、生と死の交錯する幻想的なものと評価
・平成19年にパリのユネスコ本部をはじめ、長年にわたって世界各地の世界遺産を取材してきた作品をまとめた展示などが高く評価
・日本美術家連盟理事、日本芸術第一部長代行
・東京藝術大学美術学部において客員教授など
・本県の芸術、文化の振興への貢献
・高知県や出身の宿毛市への作品の寄贈
顕彰時に、下記のように答えています。
皆様こんにちは、昨年11月3日文化の日に親授式で文化勲章を受章して、いろいろな事が重なり、いささか疲れぎみです。又、このたび高知県名誉県民証を受賞することになりました。大変光栄な事だと思います。
聞くところによりますと高知県名誉県民は歌手のペギー葉山氏、作家の司馬遼太郎氏で高知県生まれとしましては漫画家のやなせたかし氏と私ということです。 私は、高知県宿毛市で7人兄弟の末っ子として親、兄弟の愛に恵まれ野山を駆け巡り、夏は松田川で過すと言う美しい自然にめぐまれ育ちました。高知県は、経済的には低いと言われていますが幸福だと感じる人は多いと聞きます。私が生き、作品が生まれる上での何を感じ、苦しみ、悩み、希望を生むかという原点であります。
「藝術無終」は、私が50才代の頃考えた自分を励まし戒めとする言葉、座右の銘です。芸術に終わりなしART IS NEVER FINISHEDという心で、私にしか出来ない芸術、奥谷博にしか出来ない作品を制作し精進して行きたいと考えています。
今後とも何卒よろしくご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。 ありがとうございました。
平成30年3月21日
奥谷 博



作品には高知で過ごした日々の記憶が息づいているのですね!展示会がある時には足を運んでみたいと思います。



私は2021年製作「底力」の渦が好きです。
まとめ:高知の風土が、高知県名誉県民を生み出した
本記事では、高知移住の魅力として知っておくべき高知県名誉県民の2名を紹介しました。
やなせたかしさんは、「山の幸海の幸に恵まれた土佐の風土の良さ」を主張しています。
なぜアンパンマンに人気があるのか作者の僕には良くわかりません。しかしこれは山の幸海の幸に恵まれた土佐の国の風土のせいではないかと考えています。
奥谷博さんは、「高知県宿毛市の美しい自然にめぐまれて育ったことが原点」と主張しています。
私は、高知県宿毛市で7人兄弟の末っ子として親、兄弟の愛に恵まれ野山を駆け巡り、夏は松田川で過すと言う美しい自然にめぐまれ育ちました。高知県は、経済的には低いと言われていますが幸福だと感じる人は多いと聞きます。私が生き、作品が生まれる上での何を感じ、苦しみ、悩み、希望を生むかという原点であります。
高知の魅力をより知るために、紹介した2名の発祥の地や作品に触れてみてください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。